平安王朝Gallery
桜の季節、お屋敷では雅びな宴がひらかれています。
まだ幼い若君と姫ぎみも好奇心いっぱいでその場所にいました。
正式にいてもいいよと許されたわけではないけれど、
その場にいれば大人の文づかいを
頼まれることもあったりして、気持ちが浮き立つのです。
そういうおつかいの時に出会った佳人や身分の高い立派な男の人のことを
二人でひそひそ伝えあったりしています。
『私も大人になればあんなに綺麗になれるのかしら』『君ならもっと綺麗になれるよ』
などと、筒井筒のふたりの楽しい会話は尽きません。夕闇が深い帳に変わるまで…。
子供を描くのはやっぱり楽しいです。今回は背景を別ファイルにして、
さらに別に描いた桜の模様を合成し、人物に重ねました。計3枚ですね。
でも人物だけでもチャンネル足りなくなったくらいですので、やはり重い画面です。
装束の模様も結構重たくなる原因なんですよね。