平安王朝Gallery
人それぞれ、持って生まれた才能の一つとして、
好きでたまらないものがあったりしますが、
この少年の場合はそれが笛のようです。
嬉しい時も哀しい時も、心ときめく時も揺れる時も、
心に浮かぶ曲をひとり静かに奏でている時が彼にとっては一番安らぐ時なのです。
和歌が苦手でも笛がその役目の代わりを果たしてくれたり。
きっと大人になったらひとかどの名手になることでしょう。
でも多分出世に興味はなさそうですね(笑)芸術家肌ですものね。
蒼い月、というのをモチーフにしようとしました。
最初木の色は自然に近い茶系だったのですが、
蒼い月の光に照らされるわけだから、
やはりこちらの方が自然かなあ、というので青系に変えてしまいました。
背景も人物も全部同じファイルで処理したので、結構重かったです。
月を黄色系にすべきだったかは今でもまだ悩んでいます(汗)