平安王朝Gallery
爛漫の桜の宴。主上のおぼえもめでたき貴公子は、
その日、誰よりも見事な笛の音を奏で、
誰よりも心をうつ歌を披露しました。
その場にいた人誰もが彼を褒めたたえましたが、
彼が気になるのは御簾の向こうの面影だけでした。
かねてより心を寄せていた姫ぎみもその席に招かれていましたので…。
そして想いは届いて、貴公子はその場のどの桜よりも
美しいひとの心を盗み出したのでした。
正装の人物ふたり。やはりチャンネルは足りませんでした。
人物の着色でめげて、結局背景にはフリー写真の桜を使ってしまいました。
水彩のフィルターなどかけてみたりして。メインはやはり人物ですから。
こういうのもたまにはいいかなあ、と。
決して手抜きのつもりではありません(汗)