平安王朝Gallery
不香の花…香りのない花。雪のことをこういうこともあるそうです。
日本語には雅で綺麗な言葉が多いですね。
六花というのも美しいですが。
こういう言葉の存在が昔から雪をも風情とする
気持ちの現れでもあるようです。
でも雪の多さに悩む雪国の言葉ではないですよね。
やはり都人の風雅でしょうか。
平安時代は寒かったようですが、
でも都に雪が降るのはやはりそんなに多くはなくて、
まだ年若い姫ぎみはこっそりときざはしに出て、
初雪を手に取って眺めてみたりしています。
雪に心が騒ぐのはまだ幼さが残るからでしょうか。
今回は珍しく1枚のファイルで完成しました。
背景のグラデにはフィルタなどかけてみたのですが、
あんまりわからないかもしれません。でも結構軽くて助かりました(笑)
シンプルな背景でもそれなりにさまになるあたり、
やはり雪は冬の花なのだなあ、と実感してしまいました。