一条天皇の中宮、定子さまです。
この人のおかげで清少納言の枕草子は生まれました。
清少納言と感性が合う女性、ということで、
かなり洗練された美的センスの持ち主では…と想像できます。
年下の帝にも大層寵愛され、政争に巻き込まれて落飾したのちも
宮廷に呼び戻され、さらに深く寵愛されたとのこと。
この人が主であった頃の後宮はさぞや雅びやかで華やかだったでしょう。
そう思って読むと枕草子はひとつの夢のような世界に思えてきます。
背景を金色風に…と思ったら、結構派手な画面になってしまいました。
十二単を描くとチャンネルが目一杯になって
まだ足りなくなるので、容量も大きくなります。
それを圧縮するのも一苦労。
なので、この作品はやや重くなっています。すみません。
平安王朝Gallery