まほろば通信Gallery

 闇の間隙(やみのかんげき)
歩む道は常に昏(くら)く 辿る標(しるべ)も見失う 足下に口を開ける無限の闇 底のない罠
闇の間隙
ただ一筋の道を照らせ その輝きで
生命(いのち)奪うものならず 生かするための糧となれ
そのわずかな救いを願う 天地(あめつち)の神に 我が父祖の地に…

新年なので、初心に帰るつもりで描きました。

もう何十年のつきあいになることか、

それでも彼らに関しては「飽きる」ということがないのが不思議ですね。

いつでも自分の創作の原点だとうのは確かな事実なのでした。

 

今回意外に手間がかかったのは髪のペン入れですねえ…。

特に0.25ポイントという細い後れ毛なんかは描いている内に

自分でもわからなくなってきまして…(汗)

杏珠とか平安ものの髪は意外に描きやすいんですが、

今回はそうじゃなかったかもしれません。

そのかわりに着色はかなりシンプルですが。

「空間を生かす」画面構成にチャレンジするつもりが、

どうしても思いきった空間を残せない。

難しいですね。これも課題のひとつかもしれません。

 

 

 

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