まどろみの宮
長い旅に疲れた鳥が 翼を休める場所は他にもあると思う けれども傷付いた翼を繕うことが出来るのはここだけだと -------そう願うのは思い上がりだろうか 願望にすぎないのかもしれない
まどろみの宮
吐息が深い霧となって 夢の宮に忍び込む 永い眠りのうちに 癒せる傷もあるだろうと思う おまえの大切な夢の宮を見守るものでありたい おまえが目覚めて最初に眼にする存在であれたらいい…

これはズバリ弟彦の心象のイメージですね。タケルに対して想っていることというか。

翼を休める場所というのは媛たちのことだと思うのです。

けれども心の傷を癒すのは自分の役割だと思っているんじゃないでしょうか。

タケルにいくら愛する女性が出来ても、自分自身ははまた別のところに

位置しているという確信があるのかもしれません。

きっと単なる「親友」とか「兄弟」とかの関係もすべて超えたものなんだろうな、と思います。

ちなみにタケルの翼は心の象徴で「天使」っていうイメージはないんですよね~(汗)

 

今回は下絵をパーツごとに描いたので、線画は全部で5枚あったりして…(汗)

しかもペンを入れていませんので、すべて鉛筆のままです。

でもそれぞれに線画の色を変えたり、ぼかしてみたり、そういう工夫は出来ました。

それでもって、まとめて合成した方が軽いファイルになるのかもしれません。

 

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