カ ガ チ
「彼(そ)の目は赤かがちの如くして、身一つに八頭(やかしら)・八尾(やお)有り。 亦其の身に蘿及檜(こけまたひのき)・杉生ひ、其の長(たけ)谿八谿(たにやたに) ・峡(を)八尾(やお)に度(わた)りて、其の腹を見れば悉(ことごと)に 常に血爛(あえただ)れたり。」とまをしき。 (此に赤かがちと謂ふは今の酸醤(ほほづき)なり) 「古事記」
カガチ
御刀(みはかし)の前以(さきも)ちて刺し割きて見たまへば、 都牟羽(つむは)の大刀(たち)ありき。故、此(こ)の大刀を取り、 異(け)しき物と思ほして、天照大御神に白し上げたまひき。 是は草那芸(くさなぎ)の大刀なり。 「古事記」

ここのところ、ずっと甘いテイストの絵が続いていたような気がするので、

たまには男っぽいタケルを描いてみないとなあ、ということで久々の戦闘モードです。

でも物語がらみの設定をするのは面倒だったりして、ファンタジーっぽく

スサノオがらみのイメージで八岐大蛇のような蛇を描いてみました。

でも八つの頭を描くなど、とても無理なので二つです(汗)

この鎧って後ろ開きになっていたのね、と描いてみて発見したりして(笑)

最初は植物のほおずきを描きたかったのですが、そちらはいずれまた改めて

しっとりモードで描きたいですね。今回はハードでいいや。

 

私は爬虫類はさほど苦手でもないような気がします。

特に小さなカエルとか蜥蜴なんかは結構可愛いかも、と思ったり。

でも爬虫類でも昆虫でも足がない生物は生理的にどうも苦手です(汗)

だから蛇を描くのは楽しくありませんでした。

しかし、描き始めるとそれなりにリアリティみたいなものが必要だし、

と蛇のアップを眺めてみたりして(あ、写真です)

…そのうち可愛く見えて来るかと期待しましたが、無理でした(汗)

 

その蛇の背景は別に描いたのですが、レイヤーモードを多用したためにかなり重い画像に…。

それを合成したものだから、全体的にも重い絵になってしまいました(汗)

 

 

 

 

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