『昏い月』『眩惑』と続いております、熊襲編。

この洞穴は川上タケルさんのプライベート空間です。

そこで念願の二人きりになったので、短剣で彼を殺害しようとする小碓ですが、

かなり抵抗されて自分の命が危ないくらいのシーンになります。

で、見事に本懐を遂げたのはいいのですが、すごく消耗しちゃって、

さらにヤマトタケルの名前を贈られるという相手の見事さに対して落ち込んで、

しばらく動けないまま、救出にきた弟彦の手を借りないと駄目だったりします。

結構精神的に脆いところもあるんですよね。

でもまあ、持って生まれた性格だから仕方がないのかな。

16才。女装してもわからないくらいだからまだ背も伸びきっていないんでしょうね。

 

 

この洞穴の岩の感じをどう表現したらいいかと悩んで、

岩の表面のように見えるテクスチャなども作ってみました。

でもあんまりわからないかも。

んで、いつものように人物と背景と領布は別に描いての合成です。

もうちょっと夜空を暗くしてもよかったかなあ、と考えたり。

闇の表現でも漆黒というのはなかなか使えないものですね。

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