四季彩Gallery

榊葉の 香をかぐはしみとめくれば 八十(やそ)氏人(うぢびと)ぞ円居(まとゐ)せりける 夕ぐれを 花にかくるる小狐の にこ毛にひびく北嵯峨の鐘
 -----------------与謝野晶子
狐神楽の夜
この頃は ゆきゝになれし旅人も まよふ夏野の深草の里 夕されば 野辺の秋風身にしみて 鶉鳴くなり深草の里
狐神楽の夜ー杏珠

神楽(かぐら)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

日本の神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞。

神社の祭礼などで見受けられ、まれに寺院でも行われる。

平安中期に様式が完成したとされ、約90首の神楽歌が存在する。

神楽は、神社に「神楽殿」がある場合、そこで行われる事が多い。

 

一般に、「かぐら」の語源は「神座」(かむくら・かみくら)が転じたとされる。

神座は「神の宿るところ」「招魂・鎮魂を行う場所」を意味し、

神座に神々を降ろし、巫・巫女が人々の穢れを祓ったり、神懸かりして

人々と交流するなど神人一体の宴の場であり、そこでの歌舞が

神楽と呼ばれるようになったとされる。

古事記・日本書紀の岩戸隠れの段でアメノウズメが神懸りして

舞った舞いが神楽の起源とされる。アメノウズメの子孫とされる

猿女君が宮中で鎮魂の儀に関わるため、

本来神楽は招魂・鎮魂・魂振に伴う神遊びだったとも考えられる。

神楽は、宮中の御神楽(みかぐら)と、民間の里神楽(さとかぐら)に分けられる。

また幾つかの神社では、近代に作られた神楽も行われている。

私の27inch-iMacのデスクトップは15分おきに壁紙が変わるように設定してあります。

無駄にメモリを食いますが、飽きっぽい性格には必要な変化ですね。

で、その壁紙の中にはアニメ版がメインの「夏目友人帳」の壁紙も数枚あります。

ぼーっとそれを眺めていたある日。「そうだ。夏目貴志ごっこをしてみよう」

…それで生まれたのがこの作品です。杏珠の夏目友人帳ごっこ (^_^;)

いつもよりちょっとだけお姉さんっぽいかな?

まあ、私の世界ですから、あやかしの類いといってもやはり地元で親しいお稲荷さんの

狐の世界になってしまいました (^_^;) 狐はあやかしではなくて、あくまでも眷族ですが。

私には可愛くてお茶目なイメージがとても強いので、またなにげにこういう場面になりました。

小学2年生の時に引っ越して来て以来、この「くれたけの深草の里」は私の第二の故郷になりました。

もともと母の実家が伏見でして、伏見稲荷には毎年初詣でにお参りしていたので

とても親しい気がします。秦氏の神さまですから、平安京が開ける以前からこの地に

鎮座していた神さまですね。御祭神の宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)さまは

女神であるともそうではないとも諸説あるようです。私は男神さまで想像するのが楽しいですが。

きっと今後も描く機会は多いと思います (^_^;)

このごろゆっくりお参りする機会がなかなかなくて…。

なんとかしたいなあ、と願っておりますが。

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