四季彩Gallery
錫杖(しゃくじょう)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊行僧が携帯する道具(比丘十八物)の一つである杖。
梵語ではカッカラ (khakkhara) といい、
有声杖、鳴杖、智杖、徳杖、金錫ともいう。
銅や鉄などで造られた頭部の輪形に遊環(ゆかん)が6個または12個通してあり、
音が出る仕組みになっている。このシャクシャク(錫々)という音から
錫杖の名がつけられたともいわれる。
仏教の戒律をまとめた書である『四分律』『十誦律』などによれば、
この音には僧が山野遊行の際、禽獣や毒蛇の害から身を守る効果があり、
托鉢の際に門前で来訪を知らせる意味もあるという。
教義的には煩悩を除去し智慧を得る効果があるとされる。
錫杖の長さは通常170cm前後であるが、法会、儀礼の場で使われる
梵唄(ぼんばい)作法用の柄の短いものがある(手錫杖)。
仏像では地蔵菩薩などが持物(じもつ)として持つことがある。
日本の武道団体である少林寺拳法では、錫杖を武器としても用い、
錫杖伝(金剛伝)と言う。
Wikipediaより
なんといいますか、一度錫杖を持たせたかった、という理由で描いた作品です。
なにげに「RDG(レッドデータガール)」の影響かもしれませんが… (^_^;)
本来、仏教的なものである錫杖を、神の眷族に持たせていいのか?ということですが、
そのあたりは大ざっぱなしごく日本的な理由から大丈夫なんだろう、と思いまして。
…だから巫女さんバージョンではなくて、白狐ちゃんバージョンです。
白狐ちゃん続きます。なんとなくお稲荷さんに呼ばれているのかもしれません。
ネットで伏見稲荷の関連の検索をしていると、他の神社と違って、稲荷信仰は
かなりはっきりした霊威というか、神秘体験をして、それで実際にご利益を得た人の
例があとを断たないようです。神秘体験かあ…。私は見えない、聴こえない霊感なしの人間ですが、
こういうインスピレーションが降りてくるあたりが一種の霊威のようなものかもしれません。
お稲荷さんは結構厳しい神さまで、一度信仰してお祀りすると、本当に礼にのっとって
最後までやらないと恐ろしい存在らしいのですが…。こうやってイメージの中で
遊ばせてもらうくらいなら大目に見ていただけるのではないか?と、私は勝手に思っている次第です (^_^;)
ああ、でも父の介護が始まって以降、一度もまともにお参りする機会がないよ~(>_<)
出てくる神符は比較的、当たり障りがなさそうなものを選んでいます。
本当は「見てくださる方がすべて幸せになれますよう」という呪符があればベストだったんですが…。
残念ながら見当たりませんでした (ーー;) ちなみにこれは田畑の害虫を駆除する呪符だそうです。
そういう効能がいかにもお稲荷さんだと思います。
花が背景にない絵を描くのも久しぶりかもしれません。