四季彩Gallery
キンモクセイ O. f. var. aurantiacus
学名 Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino (1902)
和名 キンモクセイ
英名 fragrant orange-colored olive
キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、ギンモクセイの変種。
中国南部が原産で江戸時代に渡来した。桂花とも呼ばれる。
主に庭木として観賞用に植えられている。
秋になると小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放つ。
芳香はギンモクセイよりも強い。雌雄異株であるが、
日本では雄株しか入っていないので結実しない。
雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。
中国では丹桂と呼び、花を白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、
茶に混ぜ花茶にしたりする。秋の季語。
香りの主成分はββイオノン、リナロール、γデカラクトン、
リナロールオキシド、cis-3-ヘキセノールなど。
このうち、γデカラクトンなどはモンシロチョウなどへの
忌避作用があることが判明している。
《花言葉》
「謙虚」「謙遜」「真実」「真実の愛情」「初恋」
「気高い人」「あなたは高潔です」「陶酔」
(Wikipediaより)
今回も季節を先取りして、早く秋になるといいなあ、と願いつつ描きました。
金木犀の花をここまでアップで描いたのは初めてですね。
…っていうか、金木犀をテーマにしたのが初めてかも…。
モノクロでは本当に目立ちませんし、カラーだからこそ描く気になったんですね。
いや、もともと大好きな花で大好きな香りなんですが。
金木犀の香りで「ああ、秋なのね〜(^.^)」としみじみする例年。
ようやく本格的に涼しくなる喜びと共に、夜でも遠くから香る存在感が好きです。
オレンジ色ってわりと使い方が難しくて、下手すると下品にならないかなあ?と
悩む色なんですが、やはり自然の色合いは素敵です。予想よりも品良く仕上がって満足。
で、今回も杏珠は動きやすい水干でほくほく。あ、でも髪形がすっかり男の子ですが(^^;)
平安時代の少年の髪形、総角(あげまき)にしております。
グラデの単衣にグラデの水干。それなりにさまになるなあ。これも癖になりそうですね(^^;)
ちなみに私は桂花陳酒もおいしくて好きです♪