四季彩Gallery
一説によると、お人形はそれを可愛がる持ち主に似てくるといいます。
人の心の端々を写すからでしょうか。そもそも最初から、愛しいひとの面影を、
そのまなざしをうつすように作られた人形があるのかもしれません。
そして人形にこころが宿ります。
人が伝えきれなかった想いを運んで伝えてくれることもあるのです。
市松人形が描きたくて描いた作品です。
その持ち主のお嬢さんもきっとお人形のような人だったろうなあ、
という想像で描きました。
こころを伝えてくれるものがあるということは幸せなことだと思います。
背景の模様のみ別に描いて合成しました。
着物のうえに、背景のグラデまでまとめて仕上げたので、
またしても結構重いファイルに…(汗)
なんだか最近よく緑系統の色を使っていますね。
緑とピンクは意外としっくりします。
ちなみに手前に転がっているのはお手玉で、桜餅ではありません(笑)