古代日本Gallery

をみなへし 佐紀沢(さきさわ)の辺(へ)の真葛原(まくずはら) いつかも繰(く)りて我が衣(ころも)に着む
真葛が原
ま葛(くず)延(は)ふ 夏野の繁(しげ)くかく恋(こ)ひば まこと我が命 常(つね)ならめやも 梨(なし)棗(なつめ) 黍(きみ)に粟(あは)つぎ延(は)ふ葛(くず)の 後(のち)も逢はむと葵(あふひ)花咲く ーーー万葉集ーーー

クズ(葛)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 

マメ科のつる性の多年草。根を用いて食品の葛粉や漢方薬が作られる。

秋の七草の一つ。名前は葛の文字を当てる。

(「葛」で表記する場合もある)

 

 

葉は3出複葉、小葉は草質で幅広く、とても大きい。

つるは年がたつと太くなり、やや木質化する。

地面を這うつるは、節から根を出し、あちこちに根付く。

根は非常に深く、太って長芋状となる。

花は8〜9月の秋に咲き、穂状花序が立ち上がり、赤紫の豆の花を咲かせる。

花は甘い芳香を発する。果実は枝豆に似て、やや小型。

 

和名は、かつて大和国(現:奈良県)の国栖(くず)

葛粉の産地であったことに由来する。

 

北海道〜九州までの日本各地のほか、

中国からフィリピン、インドネシア、ニューギニアに分布している。

 

荒れ地に多く、人手の入った薮によく繁茂する。

 

沖縄には同属のタイワンクズ(P. montana (Lour.) Merr.)がある。

全体にクズに似るが葉の形や花の姿などに若干の差がある。

なお、沖縄ではほぼ同様な姿でナタマメ属(Canavalia)の

タカナタマメ(C. cathartica Thouars)も路傍によく出現する。

 

《花言葉》ーーーーーーーーーーー

治療  芯の強さ  恋の溜息

 

 

 

Wikipediaより抜粋

 

 

装束がこれなので、また強引にここに持って来ましたが、やはり愛情のあるキャラしか

描けない現状に変化はないようです。それはもう仕方がないかあ…と開き直りですね(^^;)

姿が変わってもまだ続く「花の精、杏珠」のシリーズです。

万葉以前の古代から日本にあったということで、葛の花ですね。

秋の七草の一つですが、実際に咲くのは夏だったりします。

まあ、萩や桔梗も現代では夏に咲いておりますし…(^.^)

葛は花のみならず、根っこや蔓なども生活のさまざまな分野で有効に使われてきた分、

古代でも身近な植物だったようです。夏と葛…といえば葛まんじゅうを連想する私…(^^;)

 

 

ちなみに装束の色合いは花の色をアレンジしてみました(^.^)

黄色が金色になってしまっておりますが…。

 

 

 

今回も花以外は全部Illustratorで線画を描いております。

領巾なども以前は手描きだったんですが、やはりIllustratorの線の方が綺麗ですし…。

それに正面の顔を描くのが以外と便利なんですよね。

眼や顔の輪郭なども半分描いて、リフレクト&コピーすれば

デッサン狂いの心配もないですし(^^;)

基本的に手間ひまがかかる、というのがIllustratorでの線画のイメージですが、

上手く利用すると案外手間が省けて便利なところもあるんですね。

やっぱり当分はIllustratorを愛用しているだろうな、と思います(^^;)

 

 

 

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