平安王朝Gallery

見るままに もみぢ色づくあしひきの 山の秋風さむくふくらし 野べごとに しぐれに染まるいろいろの もみぢの錦たれか織りけむ 水のあやに もみぢの錦(にしき)かさねつつ 河瀬に浪の立たぬ日ぞなき もみぢ葉の 流れてとまるみなとには 紅(くれなゐ)ふかき波や立つらむ
もみぢ紅
にはのおもに 散りてつもれるもみぢ葉は 九重にしく錦なりけり 秋風に あへず散りぬるもみぢ葉の ゆくへさだめぬ我ぞかなしき ものごとに 秋ぞかなしきもみぢつつ うつろひゆくをかぎりと思へば

紅葉(こうよう、もみじ)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

主に落葉広葉樹が落葉の前に葉の色が変わる現象のこと。

ただし、読んで字の如く、葉の色が赤変することだけを

紅葉(こうよう)と呼ぶ場合もある。

 

 

一般に落葉樹のものが有名であり、秋に一斉に紅葉する様は

観光の対象ともされる。カエデ科の数種を特にモミジと

呼ぶことが多いが、実際に紅葉が鮮やかな木の代表種である。

狭義には、赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、

黄色に変わるのを「黄葉(こうよう、おうよう)」、

褐色に変わるのを「褐葉(か つよう)」と呼ぶが、

これらを厳密に区別するのが困難な場合も多く、

いずれも「紅葉」として扱われることが多い。

 

また、同じ種類の木でも、生育条件や個体 差によって、

赤くなったり黄色くなったりすることがある。

葉が何のために色づくのかについては、その理由は諸説あり、

いまだ明らかになっていない。

 

なお、常緑樹も紅葉するものがあるが、緑の葉と一緒の時期であったり、

時期がそろわなかったりするため、目立たない。

ホルトノキは、常に少数の葉が赤く色づくのが見分けの目安になっている。

また、秋になると草や低木の葉も紅葉し、

それらを総称して「草紅葉(くさもみじ)」ということがある。

 

日本における紅葉は、9月頃から北海道の大雪山を

手始めに始まり、徐々に南下する。

紅葉の見頃の推移を桜前線と対比して「紅葉前線」と呼ぶ。

紅葉が始まってから完了するまでは約1か月かかる。

見頃は開始後20〜25日程度で、時期は北海道と東北地方が10月、

関東から九州では11月から12月初め頃まで。

ただし、山間部や内陸では朝晩の冷え込みが起こりやすいために、

通常これより早い。

 

《花言葉》ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

   節制・遠慮・自制・大切な思い出

 

 

Wikipediaより抜粋

 

 

 

秋の気配から一気に紅葉シーズンに飛んでしまいました。

まあ、花よりもなぜか先にもみじが描きたい、という気持ちが大きかったからですが。

紅葉のグラデーションが無性に描きたいと思ったんですよね。

創作のきっかけなんてそんなものです (^_^;)昼間と朝晩の気温変化が

大きいほど、鮮やかな紅葉になると言いますが、はたしてこの秋はどうでしょうね。

すでにこういうことを想像しているあたり、本当に暑さに

飽き飽きしてるなあ、と自分でも思います (ーー;)

 

 

 

今回初めて「小袿(こうちぎ)」スタイルを描きました。これだけ平安ものを描き続けてきて

初めて、というのが自分でも不思議ですが、なんとなく衿の重なり部分に

苦手意識があったのかもしれない、と描いてみてわかりました。

五つ衣と表着、かさなり部分に小袿で計9枚以上の衿になるわけです。

結構大変です (ーー;)…が、実際に描いてみたら意外と楽しかったので、

これからはまた描くかもしれません (^_^;)

 

ちなみに小袿は「準正装」とも言えるランクの装束です。

裳唐衣よりはいくらかラフですけどね。貴婦人には好んで用いられていたような…。

やはりラフな分、気楽だったのかもしれないなあ、というのは私の勝手な想像ですが。

きっと寒い季節には重宝されたのではないでしょうか (^_^;)

 

 

 

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