平安王朝Gallery

早 春 賦
早春賦

春は名のみの風の寒さや…待ちかねる春に先駆けて、

寒風の中でしっかりと咲く花。

水仙は室町時代より昔に渡来した花だと言われています。

だからもしかして平安の世の中にあっても不思議ではないかなあ、と。

花が少ない冬から早春に、それゆえに愛された花のような気がします。

京都の人間の感覚では福井の越前岬に群れて咲いているさまが浮かびます。

越前より…早春の便りとともに届けられたりしたのかなあ

…なんて、紫式部の時代にもふと心を寄せてみたり。

 

人物と花とはやはり別に描いたのですが、

最終的に人物ファイルの上に持ってきて作業したので、

今回もそれなりの重さの画面になりました。

白い花を描くのはずっと続いている課題のひとつでもあります。

ちょっとアイボリーっぽい花になってしまいました。

 

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