平安王朝Gallery

胡 蝶 姫
胡蝶姫

甘えっ子の末の姫ぎみは社会勉強のために出仕することになりました。

ところがこの姫ぎみ、宮廷の生活が水に合ったのか、

とても楽し気に毎日を過ごしております。

もともと利発なたちなので、いっぱしの人物観察や批評の目まで育ててしまい、

根っから深窓の姫である姉ぎみなどたじたじです。

たまにお里帰りなどしても、姉姫に届けられる公達からの文を見て

『この方はお姉様にはふさわしくないわ』などと、あっさり言ってしまいます。

活発になりすぎた姫を見て、頭を痛めたのは両親ですが、

でも当の本人はひらひらと自由な蝶のように

宮廷での生活を謳歌しているのでした。

 

 

…と、まあ、そんなふうな舞台裏を想像して描いてみました。

こういう姫ぎみは大人になっても手ごたえのある

魅力的な女性になったのではないでしょうか。

 

 

久々に背景のメインに写真を使ってしまいました。

水彩画のフィルタなどかけてますが、本当は平安時代の背景ではありません。

でも一見それっぽく見えるでしょ?

手を抜いたわけではないんですけどね(汗)

でもおかげで軽めの画像になりました。

 

 

 

 

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